opera The Butterfly Dream / Tomohisa Hashimoto
橋本知久 新作オペラ『胡蝶の夢』
原作:能「土蜘蛛」
今月31日(月)にオランダのハーグで上演予定の舞台作品です。
クレジットなど詳細は昨日の記事(こちら)を参照ください。
今日は日本語であらすじを紹介!
英語での上演ですが日本語の歌詞もちょっとだけ登場します。
☆あらすじ
歴史学者で作家の中野が次回作『胡蝶の夢』の内容を伝える形で物語は展開する。
平安時代中期(西暦1000年頃)の日本。山岳に暮らす土蜘蛛と呼ばれる集団の中では、近年、過激派グループ、二グマが台頭してきていた。女首長フサは彼らとの戦いを避けるため、摂津国を治める源頼光に調停を求めていた。ある日、頼光からフサに送られた使者が土蜘蛛族の少年により殺害されるという事件が発生する。これをきっかけとして源氏の内部で土蜘蛛討伐の声が広がりを見せはじめた。
フサの娘、胡蝶は、以前から病気の頼光に薬を届ける役をしていた。頼光はすでに薬なしでは生きられない体になっていたが、ある晩胡蝶は侍臣のゲンから「今後ここへ近づくな」と追い出されてしまう。
土蜘蛛討伐隊が結成されゲンも一員として旅立つ。襲撃の前夜、ゲンは15年前に謎の失踪をした父アタルと出会う夢を見る。やがて討伐隊は土蜘蛛たちの部落を取り囲み火を放った。
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2011年10月31日19:30開演 入場無料
Kees van Baarenzaal, Koninklijk Conservatorium
Juliana van Stolberglaan 1, Den Haag
TEL +31(0)70 315 15 15 www.koncon.nl
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