26 December, 2010

砂嵐到来! - Israel Report 2

2010年12月10〜22日に滞在したテルアビブでのダンス講習会参加のレポート2です。
前回の記事、「イスラエル到着」はこちら


【イスラエル滞在1日目: 12/10 Fri】
荷物をホテルに置いて、歩いて2分ほどの海へ行ってみることにする。ヤシの木が道沿いに植わっていて、観光地の雰囲気たっぷり。雪が降るハーグから着いた自分には同じ12月とは思えない暖かさ。もう暗くてあんまりよく見えない。夕飯はケバブのお店でセットを注文。コインが慣れてなくてまだどれがどれか分からない。英語で注文するものの、店員もあんまり喋れないようだ。タクシーの運転手が食事におすすめと紹介してくれた噴水横の大きなビルへ入ってみる。ここの入り口でも荷物検査。人がいないこんな時間まで雇って、人件費がかかって大変だろう。レストランがいくつかあると聞いていたが、小さなショッピングモールみたいな場所のようだ。2件ほどだが空いていたのでコーヒーを頼んで、ちょっと休憩。無料の情報誌TimeOutでアート関連の観光情報をチェックして明日の予定をぼーっと考えた。

【イスラエル滞在2日目:12/11 Sat】
舞踊団から紹介のあったホステルHayarkon48に宿泊している。非常口の文字ももちろんヘブライ文字。読めねえ。土曜はシャバットShabbatでお店のほとんどがお休みになる日。参加するGAGA Intensive Winter Courseは日曜日からスタートなので、まだ一日ある。会場となるスザンヌ・デラル・センターのウェブサイトを見てみると今日は昼から公演がいくつか予定されているようだったので、下見もかねて見に行くことにした。

ホテルを出てみると砂で空が曇っている。強風。持って来たサングラスをゴーグル代わりに装着するものの、ちょっと目が痛い。聞いていた青空とフルーツジュースのテルアビブのイメージとあまりに違うんでないか、これ。





台風だね、これは。昨日到着の便にしておいてよかったよ。海も空も大荒れです。










GoogleMapで調べて印刷した地図を頼りに歩いて劇場へ向かう。主要な道にはアルファベットでの表記もあるが、通りの名前の多くはヘブライ文字で書かれている。ヘブライと英語併記のGoogleMapのおかげでかろうじて場所を確認しながら徒歩30分ほどで劇場に到着。ヘブライ文字は右から書くらしい。アルファベットとある程度対応した文字もあるようだけど、母音が省略されたりいろいろ奥は深そうだ。




途中、あまりにも人気がないので心配になったが、ここに着いてみたら結構人がいるから驚いた。さて、こちらが今週8-12日に開催中のダンスフェスティバルのポスター。International Exposureという名前で毎年開催され、世界各地からプロデューサーたちが有名な作品から小さいカンパニーの新しい作品までを探しに来る見本市になっている。

英語での紹介記事
http://blog.omanoot.com/international-exposure-dance-festival-2010

イスラエルのコンテンポラリーダンスは最近とても注目をされていて、バットシェバ舞踊団、インバルピント、キブツなどは世界中で公演を行っている。フェスティバルの多くの公演はここSuzanne Dellal Centreが会場だが、市内の他のいくつかの会場も含めて五日間で40近いダンス作品が紹介される。公演の内容は次のレポート3へ続く。

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