31 December, 2010

GAGAを初体験 - Israel Report 5

2010年12月10〜22日に滞在したテルアビブでのレポート記事その5です。
オハッド・ナハリンが開発したダンスメソッドGagaのクラスを受講しました。

【イスラエル滞在3日目: 12/12 Sun】

風で公園の木がなぎ倒されている。

今日は青空が見えている。
昨日は一日中風が強かったテルアビブ。遅くまでイスラエルダンスの公演を鑑賞して少々眠いものの、いよいよ今日からGAGA intensive winter courseが開始されるので、朝から張り切ってスザンヌ・デラル・センターへ出発。砂嵐は収まったようだけど途中看板や木が沢山倒れている。





スザンヌ・デラル・センター
なんだかすごい天気の時に来てしまったようだ。途中で日本人らしき後ろ姿を発見。「あ、あれ絶対ダンサー」と距離をつめてみたらやっぱり昨日会ったAyakoさんとMarikoさん。コースはバットシェバ舞踊団の拠点でセンターの一番奥の建物で開かれる。階段を登り会場に入って会計を済ますとGAGAのロゴ入りボトルとTシャツがもらえた。さらに上の階へ登ってStudio Suzyへ。いきなりスタートが30分遅れる事が告知され、のんびりぐだぐだストレッチ。さっき受付をした下のStudio Vardaに会場が変更になったらしく皆で大移動。日本から来たというYoheiくんと会ったり、周りの人と自己紹介するうちに時間は過ぎた。

今日からの基本スケジュールはこんな感じ。
10:00-11:30 Gaga dancers class
12:00-14:00 Repertoire of Ohad Naharin
14:00-15:00 Lunch Break
15:00-17:00 Gaga method

で、初ガガを体験。指導はバットシェバ舞踊団の芸術監督Ohad Naharin。全部英語で行われた。先生がスタジオの中心に立って、参加者は周りを囲むように全体に広がる。繊細な指を、手を、腕を空間に浮かべて。周りの情報を感じる。体のあちこちでカーブを描いたり、体の中をエネルギーの「タマ」が移動するイメージをつくったり。骨盤pelvisや背骨spineを揺らす。ぐねぐね体を波のように動かして、ストレッチを喜びにつなげる。自分の骨や肉を意識するための指示がいろいろな言葉で投げかけられる。別のタスクに移る時も、今の状態をキャンセルしないようにとFloat=自分を浮かべるような状態を指示される。ボリュームを下げるだけで、多層的な課題を積み重ねていく。それほど激しい動きではないのだが、体が暖かくなっていくのを感じる。重心を変えていく。片足に立つ。反対の足の付け根をいろいろな方向へ回す。外へ、内へ。体の中心へ意識が向かったガガ第一回目となった。

40人以上のダンサーがそれぞれの形を探して動く。BGMは流れているものの、あくまでも流動的にそれぞれのテンポで動く。リズムに合わせて踊ったり、ステップやポジションを覚えたり、高く足を上げたりといったバレエのようなトレーニングとは対極にあるもの。各自が同じ課題に取り組んでいても、その解はいろいろな形を持って体に表れて来る。このメソッドが一般の人たちにも開かれているのがここからも納得が行く。

午後はレパートリー。バットシェバの作品の一部をカンパニーのダンサーから教わる事ができる。この日のレパートリーはボレロの音楽を使ったシーン。性格の違う動きが矢継ぎ早に展開され、それに翻弄されるような振付。「ストーリを持つ」ことが動きを生き生きとさせる。ついていけるか心配していたレパートリークラスだったが、結構丁寧に指導してくれたおかげで、どうにか今日の部分はこなせるようになった。

Studio Varda
昼食は別の日本人ダンサーAiさんが沢山あるから手伝ってと分けてもらえてラッキー。泊まっているお宅のイスラエル人が多く作ってくれたらしい。今回日本人の参加者は4人。夏のインテンシブ・コースの時は15人ぐらいいたというからだいぶ少ない。もっとも全体の人数も150人近かったというから割合としてはあまりかわらないか。

夕方のメソッドは朝よりもっと細かいところへ注意を向ける感じで、骨盤の使い方をより意識しフロアに座ったところからどうやって寝転ぶか。足のエネルギーを注ぎ込んで起き上がる。他にも片足で立って頭を下にして、反対の足を持ち上げる姿勢で同じく骨盤と足の骨の付け根を意識したりと、結構解剖学的な指導だった。

ガンガンに踊るバットシェバの作品から、かなりハードな一日を覚悟していましたが、思っていたよりは楽なメニューで、どちらかというと頭も結構使うような内容でした。

夕食はcafe-cafeという劇場のレストランでYoheiくんとパスタ。講習会参加者なので10%割引してもらえました。店で食べていたらバケツをひっくり返したような大雨。








夜はインターナショナル・エクスポージャーの最終日。Billという公演を鑑賞。すんごい密度の濃い作品だ、ということまでは分かったのですが、初日で疲れていたのか中盤で眠ってしまいました。批評する資格なしなので動画だけ貼っておきます。こんな感じ。これはOhadじゃなくてSharonという人の振付作品です。

『Bill』 Cho:Sharon Eyal // Batsheva Dance Company


レポートまだ続きます。

28 December, 2010

Exposure鑑賞の後半 - Israel Report 4

2010年12月10〜22日に滞在したテルアビブでのレポート記事その4です。

【イスラエル滞在2日目】注意:まだ二日目ですからね。(苦笑)
Exposure鑑賞の続き。4時の舞台を見たあと、喫茶店のバーカウンターでたまたま振付家のSahar Azimiと隣り合わせて、話す時間があった。今夜彼の作品も上演されるというので9時に見に行くことにする。火曜日にエルサレムでダンスのクラスを教えているから来たらどうかとお誘いを受けた。そのあとテルアビブ在住のダンサー、曽根知さんと近くのレストランでお互いの活動についてやパーソナルな事など。作品をつくるだけじゃなくてプロデュースしたり自分のために環境を用意しようとしている彼女のパワフルな姿勢に今後の活躍を期待。

劇場すぐ横のカフェでGAGA JAPANの鞍掛綾子さんほか、日本人のグループに遭遇。ご飯に混ぜていただく。関係者向けのショーイングがあるというので、一緒に混ざって鑑賞。「ここはイスラエルだから大丈夫」なんだそうで。実際に見れてしまった。

20:30- Studio A
Alice Dor-Cohen『One』
http://www.alicedorcohen.co.il/works/one/

もとBatshevaのダンサーAlice Dor-Cohenの振付による作品。スタジオの左角奥に設置された建築現場の足場にクライミング用の板が側面に取り付けられている。その横に見台(スピーチで使うような)が置かれ白い粉が入った箱が載せられている。作曲者は誰か知らないが、マイケルナイマンみたいな曲。足場はスタジオの左隅から部屋の中程にある入り口の手前まであるが、左角が一番高くて、隣はちょっと低く並ぶ。その一番高いところから動き始めた男性ダンサー1は額を下につける祈りの儀式のようなゆっくりとした動きを繰り返す。別の男性ダンサー2は下の見台のところから粉を両手に付けて、こちらも儀式的な動きをフロアで行う。彼がステージ手前まで来ると3人目の男3が男2と同じルートで動きを繰り返す。彼ら3人がフロアとクライミングの足場を時計回りでぐるぐると回っていきながら徐々に情熱的な質感へと変わっていく。スッテプで見せるようなところはなく、あくまでもこの循環する場と高揚していく身体というのが基調となった作品。きっと照明が入ると作品の世界にもっと引き込まれるだろう。

●サハール・アジミ・ダンスカンパニー『UTF8』

UTF8 CLIP- Tel Aviv, Israel from SAHAR AZIMI DANCE COMPANY on Vimeo.


Cho:Sahar Azimi.入り口で配られたA4のハンドアウト。表にクレジットと短い説明。裏面に2009,2010年の批評がすべて英語で載っていた。裏を読む時間はなかったが、表の説明を先に読めたのは良かった。ステージ後方の壁に並べられた56個の照明の筒体。これらが各シーンの最初に点灯し、どのダンサーがどの位置で踊るのかというのをシンボルと空間コードをつかって示すシステムが組まれているらしい。毎公演ごとにこのLight Boardの決定が変わるため、いつも違ったパフォーマンスになる。ダンサー自身もシーンの順番やどこで踊るかを事前に知らない。全体で50分、8人のダンサーが10×10 m^2の何もないステージで踊り、照明に「コール」されなかったダンサーはステージをぐるりと囲むエリアのどこかでそのシーンを見守る。説明だけで長くなってしまったが、こうした構成法をとっているため作品全体は断片的で、記号的な印象を持つものの、同じゲームを楽しんでいるという感覚がダンサーと観客の間で共有され、その切断を受け入れる気になれ、ある種の持続する統一かんを得る。恐らく説明を読まなかったとしても途中でこのシステムには気がついていたと思う。動きの素材はOhad作品の持つ語法と重なるところが大きいように思え、かなり多様な動作やポーズが混ざって次々に繋ぎ合わされていく。踊り自体は筋肉が喜びそうなものなのにそれらが時間的にも空間的にも構成された枠に流し込まれた作品。スーラの点描画のような精緻な色彩構成を、ミニマルアートなハサミで冷たく切り取ったようなアプローチ。好き嫌い分かれそうだけど、僕は比較的楽しめた。たしかに「ダンサーの組み合わせは流動的でsubject(主題、対象)は変わる」のだが、かなり制度のほうが個性より強い印象があった。次回作にはウィルスとかバグの混入を検討していただけると、もっと生々しい世界観ができるのかも。いやはや力作でした。


11 Sat Dec. 2010, 22:30 Dellal Hall
Kamea Dance Company『SRUL』/ Tami Dance Company『FLASH』


もうひとつの団体サイトはこちら
http://nimrodfreed-tamidance.blogspot.com/

Cho: Tamir Ginz『SRUL』。今年から来ているという日本人ダンサー今在家祐子も出演。白い衣装に身を包んだ人たちが「最後の晩餐」みたく舞台幅いっぱいの長いテーブルに並ぶ。ビルビオラのスローモーションを舞台上で実際にやるとこんな感じか。それぞれのキャラクターが映画のように紡がれる。ただしそれは同時並行に進む群像劇。哀愁を感じさせる音楽のチョイス。舞台前面に落ちて来る砂のカーテン。叙情的でナラティブな動きは音楽と相まって感動を誘う。優雅で気品があって。抜粋しかみられないのが残念だったが、完成度の高いエンターテイメント作品だと思う。

Cho:Nimrod Freed『FLASH』はピアノの生演奏がステージの下手で。大きな布がピアニストによってほどかれると中から男女のダンサーが赤い椅子に座っているのが見える。口や体で出す音を使って踊りのシーンがあって、ピアノに載せてショーダンスがいろいろ。ピアノの音がスピーカーから強く聞こえるってのが残念だったけど、やっぱり生演奏があるっていうのはそれだけでもう身体表現になっているなあと改めて感じた。空間に存在しているだけで強い。ダンスの方はコンテンツがいろいろ集めてある感じで、作品のメッセージはイマイチ伝わってこなかった。。

***

以上、土曜日に僕が見たダンス公演の記録をまとめてみました。それぞれだいたい30-35NIS(シェケル)とかで見られた。だいたい800円ぐらい。会場には日本の評論家の方達などもいらっしゃっていた。乗越たかおさんの取材記事がDANZAに載るようなので日本在住の人はチェックされたし。

さて、この後はGAGA intensiveがいよいよ始まる3日目です。

27 December, 2010

International Exposure - Israel Report 3

2010年12月10〜22日に滞在したテルアビブでのレポート記事その3です。

【イスラエル滞在2日目】
暴風の中、どうにか到着したスザンヌデラルセンターでInternational Exposure(インターナショナル・エクスポージャー)を見ることにする。

11 Sat Dec. 2010, 11:00am Dellal Hall
Fresco Dance Company 『Particle Accelerator』 Cho:Yoram Karmi



『OU'』 Cho:Rachel Erdos



まずはFresco Dance Company。奥の扉が開きスモークの中にダンサー9人が宇宙服みたいなグレーの衣装で登場。ちょっと古い近未来イメージ?走る動きがモチーフとなって展開される。ポーズからポーズへ。スピーディーな構成。パズルのようにマイムの組み合わせ。水色のビニール手袋をつけて水滴が飛び散るような動き。赤いガスマスクをつけて赤い照明の中で全員で上方へ飛ぶ鳥のような動き。モーツアルトのレクイエムが流れて「き〜〜り〜〜えーー」、とってもドラマチックなんだけど、これってパロディー?再び冒頭のシーン。下手に整列し舞台上手に直線上を歩く。ラストはカーテンコールとしてポップソングをバックに楽しくエンターテイメント。運動と機械がテーマだろうか?スピードとエネルギーが魅力だけど、どこかアカ抜けない。

短い休憩を挟んだ後に『OU'』。舞台奥に映像プロジェクション。森の映像。男女数人がコンタクトしながらあちこち動くんだけど、方向性が見えなくて飽きた。映像はしっかり作ってあったけど、舞台でやる必要があるんだろうかと疑問。メディアパフォーマンスってその道具だけで大変だから満足しがちだけど、アイディアがもうちょっと欲しい。動きが普通のインプロに見えて、それほど個性がないだけに主張が弱かった気がする。最後眠かった。

どうやら招待客たちには全体のプログラムが配られているらしい、ということに気がつく。どこでもらえるんですかって聞いたけど、一般客にはないらしい。ケチだなあ。(そんなわけで、全部の必要情報をもらっていないので、もし誤りなど見つけた方は教えてください。)

もとNDTのダンサーIdanが出るという次の公演を見ようとしたら、売り切れとの事。直前まで待てば入れるかと思いぶらぶらしていたら、チケットオフィスの人から僕が見られなかった事を聞いたらしく、声をかけてくれたおばちゃん。なんと、Idanのお父さんの友人たちが連れ立って来ていて、1人来られなくなったから見られるよと教えてくれた。おお、ありがたや。会場を移動して小劇場サイズの舞台。大須の七ツ寺っぽいブラックボックスステージに150席ぐらいかな。

11 Sat Dec. 2010, 13:00am Inbal Theater
ダンス・マラソン(新人振付家の特集)#1:
Odelia Kuperberg 『Cicushka』/ Idan Sharabi『Lo, So, Lo』

『Cicushka』はデュオの小品。女性ダンサーが数字をカウントアップする音響に合わせて、動きを繰り返していく。「1。1、2。1、2、3。1、2、3、4。。」といった具合。バットシェバのMaxを思い出した。ミニマルなグリッジのドラムにクラシックなソプラノが入った音楽。基本的にはバレエの姿勢を基本にしたポジションを多く使った振付。そこにナラティブな動きが挟まれて進んでいく。途中から男性ダンサー(Idan)が加わるが、二人のコンタクトや関係性(動きの)は希薄。後半、「Be creative」「repeat」と練習中のようなかけ声が彼女から男に飛ばされ、それに答える形で技巧的な動きを見せていく。踊りの語り口モードがいろいろと変わっていくのがポイント。四肢を美しく見せる動きが多かった。途中でセロハンが燃えたのか、フットライトから煙が出ていたのが気になってしまった。

『Lo, So, Lo』は振付家自身のソロ。プロセニアム上手側の前の床に風船をテープで止めるところから始まった。マリオブラザーズの音楽とクラシックがローテクでぶつっと繋ぎ合わされた音楽。空間とキャラクターを関連づけて、コミカルに演出。楽しかった。風船は後半でも使われ、作品のテーマを象徴する。舞台上で演じるという虚構性。性格や感情の表現を引きはがして、ステージと客席の縁に生々しく宙づりにさらけ出される。

11 Sat Dec. 2010, 14:00 Dellal Hall
Nir Ben Gal & Liat Dror『Terminal B』


この作品は舞台左側に吊るされた布を使ったサーカスアクロバットが何と言っても印象的。そして最後の紙飛行機を会場に向けて投げていくシーンなど、劇場の空中に注目した演出が特徴。舞台奥につくられた白い壁をつかったり、リフトをしたりと重力から離れていくようなふわふわとした質感が幸福なムードをつくった。冒頭の人間が作るセキュリティーチェックのゲートの模倣に何かメッセージ的なものが込められているのかもしれないが、この抜粋の上演からはそこまで解釈をするのはできなかった。

15:00から島崎麻美『Loop People』もあったのだが、Sold Outで見る事できず残念。チェロの生演奏との共演だったよう。

16:00- Studio A
Niv Sheinfeld & Oren Laor Dance Projects with 『Big Mouth』

Made and performed by Keren Levi, Oren Laor, Niv Sheinfeld

会場は小さなバレエレッスンに使われるスタジオ。背の小さい女Keren Leviと男二人Oren Laor, Niv Sheinfeld。和やかな雰囲気でダンサー自身の短いスピーチからおもむろに始まった地明かりでのパフォーマンス。会場入り口側に並べられた椅子に収まらず、僕は最前列で床に座って鑑賞。40人ぐらいはいたかもしれない。女性を先頭に3人組が隊列を崩さず、ひたすら歩く歩く。空間を縦横に切るように黙々と歩き、直角に曲がってまた歩く。ただそれだけの運動が持続していく。そこに時折訪れるターンや切り返しがアクセントをつくってまたエネルギーを貯めていく。後半、女は立ち止まって、ただ口を大きく大きく開ける。そしてその不条理に開け続けられる口を開く筋肉が、これまで空間をかき回して来た3人のエネルギーをぎゅっとその顔の痙攣に流し込むようにして、視線が集中する。トリシャ・ブラウンの『堆積accumulation』の見たそのミニマルな運動へのまなざしを、インテンシブな構造へと押し進めたいいパフォーマンスだった。このサイズの空間で見られた事も良かったように思う。

さて、安息日にも関わらず、怒濤のダンス鑑賞は後半戦に続く。

26 December, 2010

砂嵐到来! - Israel Report 2

2010年12月10〜22日に滞在したテルアビブでのダンス講習会参加のレポート2です。
前回の記事、「イスラエル到着」はこちら


【イスラエル滞在1日目: 12/10 Fri】
荷物をホテルに置いて、歩いて2分ほどの海へ行ってみることにする。ヤシの木が道沿いに植わっていて、観光地の雰囲気たっぷり。雪が降るハーグから着いた自分には同じ12月とは思えない暖かさ。もう暗くてあんまりよく見えない。夕飯はケバブのお店でセットを注文。コインが慣れてなくてまだどれがどれか分からない。英語で注文するものの、店員もあんまり喋れないようだ。タクシーの運転手が食事におすすめと紹介してくれた噴水横の大きなビルへ入ってみる。ここの入り口でも荷物検査。人がいないこんな時間まで雇って、人件費がかかって大変だろう。レストランがいくつかあると聞いていたが、小さなショッピングモールみたいな場所のようだ。2件ほどだが空いていたのでコーヒーを頼んで、ちょっと休憩。無料の情報誌TimeOutでアート関連の観光情報をチェックして明日の予定をぼーっと考えた。

【イスラエル滞在2日目:12/11 Sat】
舞踊団から紹介のあったホステルHayarkon48に宿泊している。非常口の文字ももちろんヘブライ文字。読めねえ。土曜はシャバットShabbatでお店のほとんどがお休みになる日。参加するGAGA Intensive Winter Courseは日曜日からスタートなので、まだ一日ある。会場となるスザンヌ・デラル・センターのウェブサイトを見てみると今日は昼から公演がいくつか予定されているようだったので、下見もかねて見に行くことにした。

ホテルを出てみると砂で空が曇っている。強風。持って来たサングラスをゴーグル代わりに装着するものの、ちょっと目が痛い。聞いていた青空とフルーツジュースのテルアビブのイメージとあまりに違うんでないか、これ。





台風だね、これは。昨日到着の便にしておいてよかったよ。海も空も大荒れです。










GoogleMapで調べて印刷した地図を頼りに歩いて劇場へ向かう。主要な道にはアルファベットでの表記もあるが、通りの名前の多くはヘブライ文字で書かれている。ヘブライと英語併記のGoogleMapのおかげでかろうじて場所を確認しながら徒歩30分ほどで劇場に到着。ヘブライ文字は右から書くらしい。アルファベットとある程度対応した文字もあるようだけど、母音が省略されたりいろいろ奥は深そうだ。




途中、あまりにも人気がないので心配になったが、ここに着いてみたら結構人がいるから驚いた。さて、こちらが今週8-12日に開催中のダンスフェスティバルのポスター。International Exposureという名前で毎年開催され、世界各地からプロデューサーたちが有名な作品から小さいカンパニーの新しい作品までを探しに来る見本市になっている。

英語での紹介記事
http://blog.omanoot.com/international-exposure-dance-festival-2010

イスラエルのコンテンポラリーダンスは最近とても注目をされていて、バットシェバ舞踊団、インバルピント、キブツなどは世界中で公演を行っている。フェスティバルの多くの公演はここSuzanne Dellal Centreが会場だが、市内の他のいくつかの会場も含めて五日間で40近いダンス作品が紹介される。公演の内容は次のレポート3へ続く。

11 December, 2010

イスラエル到着! - Israel Report 1

シカゴのレポートをアップしないまま、なんとイスラエルにやって来てしまいました。今日、2010年12月10日から22日まで、ここテルアビブTel Avivに滞在して、バットシェバBatsheva Dance Companyのダンスワークショップに参加するためです。

【イスラエル滞在1日目】

Frankfurt行きがキャンセル
オランダのスキポール空港から朝7時発の便に乗るために、タクシーでハーグの中央駅へ出て、始発の4:55発の電車で空港に向かいました。眠い眠い。空港に着いてみるとタイムテーブルにcanceledの文字が!


ルフトハンザ航空のフランクフルト経由で来る予定だったのですが、飛行機がキャンセルになってしまったので(たぶんドイツの天候のせい)、代わりに手配されたSwissairに乗ってチューリッヒZürich経由でイスラエル入りとなりました。

ガリラさん
初のスイス入りってことで、ちょうど新調しようかと思っていた腕時計を空港で即決して購入。といってもSwatchですが。自分へのクリスマスプレゼント。(このイスラエル行きだけで十分だろ、と突っ込みが聞こえてきそうですが。ま、これは研究費ってことで。)

飛行機で隣になったイスラエル人のおばあさまガリラさんが機内モニターの使い方が分からず苦労していたので、助けてあげたのがきっかけになって、いろいろと話すことができました。こういう袖すり合うも他生の縁、みたいな出会いはいいものです。「Safedという町に住んでいるから遊びに来なさい」とまで言ってもらったのですが、あとで調べてみたらかなり北の方だし、さすがに行くのは無理そうだ。ご家族たちとスイスにツアー旅行に行った帰りだそう。元気でいいことです。

Ben Gurion International Airport
入国審査は厳しいと聞いていたので、覚悟していたんですが、飛行機を降りたところでさっそく呼び止められパスポート見せたり目的を聞かれた。ランダムに捕まえては尋問しているらしい。お姉さん、バットシェバのこと知っていたので話が早い。意外とすぐに終了。さすがは国民的カンパニー。
パスポートコントロールも並んでいる時間は長かったものの、質問自体は拍子抜けなぐらい簡単に終了しました。ただ、入国スタンプをパスポートに押さないでもらったら、バゲッジクレームの手前でまたお兄さんに捕まってしまいました。書類をいろいろ見せたんですが「GAGAってなんだ?」って、そりゃ僕もまだ詳しくは分かりませんがね、ダンステクニックです。「楽しんで」と無罪放免。

空港からは電車とバスを乗り継いでホテルまで行くつもりでしたが、なんと公共交通機関がすでに止まっていました。Shabbatという習慣があって、金曜の日没から土曜の日没まで働かない安息日というもの。日没前だから大丈夫だろうとふんでいたのですが。こちらは土曜日が休みで、日曜日から動き始めるという習慣らしいです。

タクシーからみたTel Avivの街並
結局ベン・グリオン国際空港からはタクシーで宿まで直行!運転手歴24年というベテランのエリさんとお喋りしながら20分ほど。147シェケル(3400円ぐらい)。5人もお子さんがいるんだって。子ども二人は軍隊で働いているらしい。ガリラさんも話してましたが、こちらは男女問わず兵役の義務があるそうです。荷物の整理をして、近所をぶらぶら散歩。タクシーから見てすでに思っていた事ですが、なんだか街の建物が老朽化している。一昔前に時間が戻ったような感じです。

これから明日の予定をホテルのスタッフに相談してみます。では初日の報告ここまで!

今日覚えたヘブライ語。
トダー Thank you!
シャローム こんにちは
ベヴァカシャ Please...

08 December, 2010

vanishing point - 雪が溶けたハーグより

阪神大震災を軸にした『その街のこども劇場版』というNHKが製作した映画が話題になっているようです。行きていると10年、15年は長いのですが、人間の歴史とかを考えると、ほんの一瞬の事ですね。

今年のターナー賞はスーザン・フィリップスという人になったようです。
紹介記事はこちら。
自分の声を歌としてその場所に残す。万葉集の頃から、ずっと変わらない人間の表現のありかたと言えるかもしれません。

明日はアムステルダム大学の演劇科の授業で行われる学生のプレゼンテーションに参加、出演する予定。
先月末ダンスのワークショップで知り合ったエストニア人のJüri Naelが誘ってくれて、Visible/Invisibleという問いかけをテーマに短いパフォーマンスをする予定。役者、ダンサー、演出家、そして僕(メロディカ)の4人がアクトします。昼から四時間ほどのワークをして、15分ほどにまとめます。どうなる事やら。テキストや音など要素/コンテンツと、それを運ぶ表現者の身体。どちらが見えて来るだろうか、バランスを変えられるか、そんなことがテーマになります。

今週金曜日10日から22日までイスラエルのTel Avivでダンスワークショップに参加してきます。新しい身体の使い方の発見と、人や街と出会える事に胸を躍らせています。

27 October, 2010

CINECONIKA, Nov 12-14th

video [pulse](2009, Directed by Youki Hirakawa) will be screened in CINECONIKA, Canada. I made music for this piece. Unfortunately, I won't be able to attend there, though I hope some of you visiting here would be interested in.

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CINESONIKA: The First International Film and Video Festival of Innovative
Sound Design is just a few weeks away:

November 12-14, Simon Fraser University Surrey Campus Theater, Surrey
Central Skytrain Station

Enter to win free passes at: 
http://www.cinesonika.com/pg.php?s=contest

The screening program is online at:
http://www.cinesonika.com/pg.php?s=tickets

View film clips at:
http://www.cinesonika.com/pg.php?s=films

Tickets will be on sale by Nov. 1st, $10 per program screening, $45 for
festival pass (good for all screenings).

25 October, 2010

シカゴのACMから委嘱 - Chicago Report 1

これから数回に渡って、シカゴ滞在のレポートをしていきます。最初はざっと企画概要を紹介。そのあと市内観光、美術編、建築編、インタビュー動画などと続く予定です。

この記事はその1。まずは導入編として、企画と作品についてです。

シカゴの団体ACM(Accessible Contemporary Music)から2010年度の招待作曲家に選んでいただきました。Composer Alive: Nagoya と題して、ネットを通じて3ヶ月に渡って楽譜と録音のやり取りをウェブサイトで公開。徐々に作品の内容を完成させて行きました。


演奏会の情報はこちら
"Sounds From the Floating World"
2010年10月17日(日) 15:00-
会場:Loyola University Museum of Art
820 N. Michigan Ave., Chicago(アメリカ)
演奏:Palomar
http://www.acmusic.org/node/236

Program
Lied by Toshio Hosokawa
Root by Tomohisa Hashimoto (U.S. Premiere)
The Castle of Duino by Tomiko Kohjiba
Solitude In Memorium T.T. by Joji Yuasa
Sonare by Kaoru Koyama
Tsuchigumo Overture by Tomohisa Hashimoto (World Premiere)

Performers
Hülya Alpakin - piano
Alyson Berger - cello
Robin Clevenger - French horn
Alicia Poot - flute
KT Somero - clarinet
Amy Wurtz - piano
Jeff Yang - violin

"Composer Alive"はACMが毎年行っている企画ですが、今年は日本の作曲家を取り上げるという趣旨で、僕の作品『Root』と『土蜘蛛序曲』を含めて6曲が演奏されました。最初に企画の話を聞いた時は新曲だけと聞いていたのですが、いつだったかこのPalomarの編成で演奏できる曲はないかと聞かれて6年前に作った『Root』を紹介したら、この曲も取り上げてもらえることになりました。そんなわけで、初演に立ち会うため10月15日から21日までシカゴに行ったわけです。

今回の招待は名古屋在住の作曲家Jason Taylorが、僕のことをACMに紹介してくれたのがきっかけ。去年の秋ぐらいの事だったんですが、それから何にも連絡がなかったので、まあ他の人になったのだろうと思っていたら6月の頭に主宰のSethから連絡をもらって、招待してくれると聞きました。楽器についてもそこから相談して、フルート、クラリネット、ホルン、ピアノという編成で書くことになりました。

来年の初演を目指してダンスオペラ『土蜘蛛』を構想中だった僕は、今回の委嘱がちょうどいいタイミングだったので、オペラのための始まりの音楽として作曲しました。何をしたかというと能楽の『土蜘蛛』から歌の旋律だけを取り出して、8分程度の長さに音のデータをコンピュータ上でリミックス。そこから器楽用に変容をさせてつくったのがこの作品です。25日現在はまだ録音がアップされていませんが、そのうちACMのサイトで聞けると思います。映画で言うならトレーラーのようなかんじで、50分ぐらいのシーンをぎゅっと凝縮したような展開になっています。ダンスオペラ『土蜘蛛』の構想はいろいろとあるのですが、それを書き始めるといつまでたってもシカゴに辿り着かないので、またの機会とします。

7、8、9月と3回に渡って楽譜のスケッチやスコアをPDFで送って演奏を録音してもらいました。ウェブには載っていない試演のフレーズもいくつか聞いたりしながら、作品のイメージを膨らませていきました。コンピュータのソフトも発達したとはいえ、やはり本物の楽器にはまだまだ敵わないので、こうして実際に音にしてもらえるのはとても助かりました。ただ、もし録音に立ち会えればもっといろいろな実験ができただろうにと思った時もありました。

この企画を通して、西洋音楽が整備して来た五線の記譜と調律というのは、改めて良くできたシステムだなあと思います。作家が現場にいなくても、練習し、録音し、それを別の場所でかなり本物に近く聞くことができる。ダンスや演劇ではここまでの再現性を記述し記録するのはかなり大変な作業ですし、演者の身体性など楽器に比べれば遥かにそれぞれの個性がそこに関係してきます。音楽だからこそ実現できる企画とも言えるかもしれませんね。

そんなやり取りを経て、10月に入っても修正や加筆など作曲作業をして、奏者には負担をかけつつもなんとか完成した『土蜘蛛序曲』。さて、次回はシカゴへ渡るところから写真も交えて続きます。

24 October, 2010

Two books I bought in Chicago

This title, Collaboration in Theatre appeared in front of me as soon as I started to look at a shelf in the book store of DePaul University.

Collaboration in Theatre: A Practical Guide for Designers and Directors


As the sub-title shows, this book define a successful collaboration between directors and designers by way of giving a structure with theory and practical suggestions. I haven't read it yet though, nibbling pages, I'm sure this book will give me a lots of ideas to refine my research.

The Stanislavski System: The Professional Training of an Actor; Second Revised Edition (Penguin Handbooks)

The second one needs no explanation. It's a simplified version of the famous The Stanislavski System. I just thought it's worth to keep it by one and use it as a useful reference.

09 October, 2010

展覧会『中川運河—忘れ去られた都市の風景—』

平川祐樹さんの新作インスタレーション『Double Dream』のために音楽を担当しました。
中川運河をテーマにした企画で、あいちトリエンナーレで展示が6日より始まっています。
短い音楽ではありますが、リコーダーとハープを使って作曲しました。
お近くにおいでの際には、ぜひお立ち寄りください。


『中川運河—忘れ去られた都市の風景—』
あいちトリエンナーレ2010現代美術企画コンペ入選企画展
出品作家:平川祐樹、水野勝規、吉田知古
会期:2010年10月6日-31日 (休館日、開館時間などはウェブサイトでご確認ください。)
会場:愛知芸術文化センター・地下2階アートスペースX
企画:田中由紀子

【アーティスト・トーク】
10月11日(月・祝) 15:00-16:00

※入場には、トリエンナーレ国際美術展チケットが必要です。
お気をつけください。
http://nakagawacanal.web.fc2.com/
http://bit.ly/nakagawa-unga

◎『Double Dream』クレジット
映像:平川祐樹
作曲:橋本知久
Recorder _ María Martínez Ayerza
Harp _ Sarah Nichols


“The Nakagawa Canal - the forgotten waterside scenery in the city ”
artists: Youki Hirakawa, Katsunori Mizuno and Tomoko Yoshida.
curator: Yukiko Tanaka
http://bit.ly/n-canal

01 October, 2010

鮭とたっぷり野菜のホワイトソース添え

なんか、レシピを載せたら、妙に訪問が増えたので、調子に乗って第二弾。基本的には自分の備忘録のつもりですが、アクセス増えるのはやはり嬉しいもんです。

実はオランダ来てすぐの頃に、「生のものと火を通したもの」というタイトルで、料理レシピと舞台のレビューが混ざったブログを開設しようかなんて、結構本気で考えていた事もあったんですよ。想像するのは簡単でも、なかなか実行に移すってのは難しいもんですよね。素材と調理。料理もパフォーマンスもかなり似ているところが多いと思います。

さて、本日はスーパーで鮭が安売りだったので、購入。圧力鍋を使った料理です。ピアノの生徒さんからいただいた圧力鍋が最近我が家では大活躍しております。あっという間につくれて便利。ただし蒸気の安全ピン(赤色)がうまく上がらず、止まってくれない時がちょくちょくあって、パッキンを変えた方がいいのかも。 SEB T-falなんですが、なにかご存知の方は教えてください。


◎材料(沢山食べたい1人分(笑))
鮭の切り身  200g
キャベツ    4葉
人参      10cm
玉ねぎ     1玉
西洋ネギ(prei) 1/4本

◎ホワイトソースの材料
牛乳    250cc
小麦粉 大さじ2
白ワイン 大さじ2
バター  10g

塩、胡椒、ナツメグ。

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1) キャベツは大きめに。人参、玉ねぎは一口大に。ネギは1-2cmぐらいで輪切り。2) 1/2カップぐらいの水を圧力鍋に入れて、切った野菜を投入し塩胡椒。ナツメグも少々。
3) 鮭に塩胡椒とお好みでハーブをかける。鍋の中の野菜の上に鮭を置いて、ふたをして6分ほど煮る(蒸すかな?)。
4) その間にホワイトソース。フライパンに小麦粉を入れて、冷たい牛乳を少しずつ入れる。
だまにならないように泡立て器でかき混ぜながら弱火で加熱。バター、ワインを加えて一煮立ちさせる。
5) 鍋の火を弱火にして数分。鮭に火が通ったらさらに野菜と鮭を盛りつける。
6) ホワイトソースにも塩胡椒で味を整えて、具にかければ完成。
パセリを飾りにちょろっとかけてみました。


このところ、夜中まで作業していたせいか、喉が痛い。
タイムティーでもつくって飲みます。
ではでは。。

27 September, 2010

泣く子も黙る

ときどきブログにも書いていますが、子ども向けの出張演奏、MEMOというプロジェクトに参加しています。今日も午前中はMEMOのパフォーマンスで、二カ所の託児所を訪問しました。ホーランド・スポール駅 Station Den Haag Hollands Spoorから近いところ。ハーグでは昨シーズンからパイロット期間として始まりましたが、今シーズンから本格始動。今日のところはどちらも新しい訪問先です。

こうしたブッキングなどの作業はアムステルダムにある事務所が全部やってくれて、僕たち登録アーティストは、本部から事前に予約が入った場所と時間に1人ででかけて、託児所の責任者からサインをもらうことで運営が行われています。訪問先はほとんどが託児所で4歳以下のグループ、さらに小さい赤ちゃんのグループがあります。それから小学校の低学年のグループなどが主なお客さん。僕はマイカー(自転車)の後輪につけたバッグにメロディカを入れて、雨にも風にも負けず出勤しています。

今日はいずれも3、4歳のグループでした。この年齢のグループの時は一回が15分のプログラムで準備しているのですが、一カ所目はあちらの都合で2グループを一緒にすることになりました。到着してから分かった事でしたし初めてのケースでしたが、全部で20人弱ぐらいかな、沢山の子どもたちに見守られてメロディカを演奏しました。時間は2グループ分=約25分あるとはいえ、彼らの集中力もそれほど長く続かないので、頭の中で急いでプログラム変更。即興部分を増やしたり、導入の音遊びを拡大したり、最後の楽器を触るコーナーに多めに時間を取ったりして、どうにか乗り切りました。

子どもたちの反応というのは面白いもので、1人が反応すると、周りも同じようなやり方で真似る。手を叩く子がいたら、みんな叩き始める。きゃー、というと、きゃーきゃー言う。体を揺らすと、みんなゆらゆら。その場の雰囲気を共有する事自体を楽しんでいるのがとてもよくわかる。一方で、あまのじゃくなヤツもやっぱりいるわけで、急接近して来て、鍵盤をぴろっと触る子や、体を横に向けて「私は興味ないのよ、でもちょっとつき合ってあげるわ」と横目で見てくる子などなど。

2カ所目の最初のグループではご機嫌斜めな女の子が途中で泣き始めた(こんなのは日常茶飯事)。だいたいグループリーダー(いわゆる先生)が外とか別の場所に連れ出すもんだけど、今日のリーダーはそのままにしたものだから、他の子たちの集中が逸れる逸れる。曲が終わっても泣き止まないので、急遽変な声とメロディカの合わせ技即興曲を始めて、彼女の鳴き声を真似たり、他の子どもたちと声を掛け合ったりしていたら、よっぽど「変人」だと思ったのか、興味が湧いたらしく、みごとに泣き止みました。大成功!!最後はみんなで楽しくツイストして踊りましたとさ。

終わった後に囲まれて、オランダ語で質問されたりして、でも分からなかったりするのが悔しいけど、「
楽しかった?」と聞くと「たのしいいい!!」ってみんなで答えてくれると、もうたまらなく嬉しいのです。(帰国までに3歳児とおしゃべりできるぐらいにはなりたいものです。ここでは普段は英語だけで不自由なく生活できるのです。)部屋から出る時も大勢で手をふりふりして見送ってくれたりすると、あーこの仕事やってよかったって思う。 自作曲や即興や童謡変奏曲やクラシックやブルースやエスニックなどなど、何でもありのごちゃ混ぜ演奏会でしまいには踊ったりもするという僕のプログラムですが、それなりに子どもたちの間では好評のようです。えがったえがった。

26 September, 2010

豚肉、大根、パプリカのバルサミコ炒め

今日の夕飯。大根から思っていたよりも水分が出た。
いつもの癖で多めにつくっちゃいました。 ということで、二人分のレシピです。

材料(2人分):
豚肉    250g
大根    5cmぐらい
赤パプリカ 1/3 個ぐらい 

塩、胡椒    少々
小麦粉    適量
*バルサミコ酢 大さじ1
*マスタード 大さじ1
*しょうゆ 大さじ1
はちみつ 大さじ1

1)
豚肉を一口大に切って、塩、胡椒と小麦粉を一緒に袋に入れて混ぜる。
2)
大根、赤パプリカは食べやすい大きさに乱切り
3)
油をひいて熱したフライパンで、豚肉と野菜を入れ炒める。
ふたをして、5分ほど火を通す。
4)
合わせておいた*を入れて絡める。
火が通ったらできあがり。

冷めないうちにめしあがれ。

10 September, 2010

Recorder Mini Lecture and Concert Orgelpark

María Martínez Ayerza  www.mariayerza.com/
In the morning on Thursday, I was meeting with  Maria for upcoming project, Double Dream(DD). I'm writing a music for the video installation, DD. The music will be for recorder and harp. I asked Maria to show me her recorder collections in order to find which instrument I would like to use for DD. My request was Mid-Low resister and mellow sound.

She showed 8 instruments from Square bass, Harmonic tenor (Maarten Helder) to Baroque Tenor. Since I don't know yet which harp I can use, we couldn't choose the instrument today. The tuning system is one of the reason; some has pitch A= 415, some in 466. So recorder and harp should be tuned. Thanks to Maria I could record some videos her playing. It was a great lecture. By the way, why does this music instrument have the same name as Recorder, an apparatus for recording sound?

Then I went to the concert at Orgelpark
This was a one of the programs of Gaudeamus Music Week. As I was bit late, I missed the bigining part of the first piece, 1_1/64_1 (2010)  for violin solo, by Toru Nakatani. The piece were written in a concept of perpetual motion which requires great concentration. Violinist, Marleen Wester played very well. Being relax and naturally, but virtuosic at same time. Actually, I liked rather the second piece, Events (2006) by Hans Koolmees.

Since this was a Presentation concert of a new cd with Works for organ and percussion by Jan Hage and Tatiana Koleva, audiences got the CD for free at the front during the pause.

07 September, 2010

The First day, school

The new academic year has started. We had a opening ceremony at school today. Before the ceremony, I met Yannis and Gilius to make an appointment for our first lesson. As I'm in my second year of Master, I'll have classes only on Monday. A group lesson, called "Research and Development course for Musicians" in the morning, and a weekly composers' meeting in the evening. Between these two, I'll have a private lesson with Y or G once a week.

The ceremony held in Arnold Schoenbergzaal of KonCon. Henk, our school director gave a speech and announcement on the stage. And we heard the premiere of piece for large ensemble by Christiaan Richter, one of colleague composer student. The piece has an entertaining Coda. I enjoyed the ending that music gradually shifts to musicians' clap, eventually audience start to give applause, then ends up with one short tutti in a style of big-band.

In the afternoon, I went to see an apartment in The Hague, but it's bit dirty and inadequate for the price. OK, Tomo, don't give up. I'm going to see another place in Amsterdam tomorrow.

I watched a dance video of The Miraculous Mandarin(Maurice Béjart) in the evening, performed by The Tokyo Ballet in 2009.

05 September, 2010

新居を求めて

今の場所から引っ越すために、家探しの毎日です。相方のスタジオが先月末にAmsterdam-noordに見つかったため、住む場所を変えようといろいろ可能性を模索してます。ハーグで安い場所に移るか、アムスに思い切って移るか、はたまた別の街か。僕はもう修士の2年目ですから、あんまり学校にも行きませんし。

昨日は午後からスキポール空港近くの物件を見に、相方と一緒にお出かけ。飛行機を使わないのに空港に行くというのも妙な感じでした。とっても綺麗だし庭までついちゃって素敵な家だった。貸し手の人もいい感じだったが、来年の5月中旬までという期限付きで、僕の修了試験と重なる恐れがあることや、思っていた以上に移動に時間がかかることからこの場所はあきらめる事にした。ハーグに戻って家の近くのインド・レストランで夕食。なかなか美味しかった。

今日もネットを使って家探し。なかなか貧乏人は選択肢が少ないので大変です。ぽつぽつと大家さんたちから返事が返って来ているので、今週また見学などにでかけるやもしれませぬ。いい場所ないかなあ。。

03 September, 2010

2nd time, fell off from the bike

On the way to my piano student's place yesterday, riding on a bicycle, suddenly the door of a car parking on street was opened in my way. Crushed into the car-door, I fell off from my bicycle and was thrown forward. Shocked and surprised. Since I landed on my shoulder, hands and back well, I have no cuts or abrasions on my body. Of course, I had a little pain in my hand and knee, but that's all. And fortunately there was no car or bus passing by me. I thought I was just lucky. The driver and his partner walked out from the car as soon as it happened and asked me if I was OK.
I feel pain in my knees and lower back today. Humm, I hope it gets well soon.

02 September, 2010

The Holidays Are Over

Wrote email to my wife's family about the trip last week. My parents and sister came over from Nagoya, spent 4days in the Netherlands and 3 days in Demnmark. This might be the first and last time to travel abroad together with this member. It was great fun.

With Joan (choreographer) and Barbara (visual art), we are planning a dance performance in June, 2011. It'll be an outdoor performance around the beach supported by Badgast. In the morning, I was searching for the information of Japanese foundation which they can subsidize us. Although TAM has some useful links, it seems difficult to find the one who supports the oversea performances. Let's hope for Dutch foundations.
http://www.nettam.jp/blog/2010/08/8/

I replied to the conductor at ACM, Francesco by email. He asked me about the harmonic symbol for clarinet.
I've got to complete the rest of piece soon.

Sent some links of Baroque harp and recorder's videos to Youki as an idea for his video installation.

House hunting on the Internet. Amsterdam is expensive indeed. Though it will be a little inconvenient for me to live in Almere or Hilversum.

After having lunch, went to school. When passing through the park next to Binnenhof, I feel that the new season starts again. Time flies fast. The new academic year begins.

Return some musics to the library at school. This week they are open only from 2:00 until 4:00. Booo. I want use the library more in summer holiday. And then, I went to Openbare Bibliotheek also to return some books. As it was bit late, I got a fine.

As soon as I got home, I started thinking about the instrumentation for D-dream again. I felt that to use recorder would be better rather than renaissance flute, after all. I decided to ask M, a friend of mine if she wants to help me. I'm gonna email tomorrow.

I wanted to use thyme which I bought in June but never tried yet. As I bought a pork today, using a recipe on the Internet, I seasoned this pork with thyme, honey, olive oil, salt and pepper. Fried together with onions, carrots, mushrooms, it was a delicious dinner with rice.

早いものでもう長月

家族旅行の報告を妻の家族へメール。名古屋から両親と姉が来て、オランダで4日、デンマークで3日を過ごした。このメンバーで海外旅行というのもこれが最初で最後かもしれない。いい思い出になった。

Joan(振付)とBarbara(美術)と一緒に来年6月にダンス公演を計画している。Badgastを拠点に海辺を使った屋外パフォーマンス。午前中はそのための助成金申請先のチェック。TAMの情報が更新されていたので利用したものの、やはり海外での公演となると対象にはなりにくそう。オランダの財団に期待。

ACMの指揮者Francescoにメールの返事。クラリネットのハーモニクスについて質問された。同じ音高を普通と違う穴の押さえ方で出す奏法。"New Directions for Clarinet"(Phillip Rehfeldt, Scarecrow Press 2003)にも詳しく載っている。残りの部分も早く完成させなくちゃ。

祐樹に音楽のアイディアとして、バロックハープとリコーダーの動画リンクを送る。

Noord-Holland州の物件をネットで調べる。アムスはやはり高い。AlmereやHilversumだとちょっと不便だろうし。

昼食を食べた後、学校に向かう。国会の横の公園を通る時に、また始まりの季節だなあと感じる。新しい年度が始まるのかと、月日の経つ早さを改めて思う。

図書館に楽譜を返却。今週は2時から4時までしか空いていない。不便だ。夏休みこそ長い時間空けてほしい。そのまま市立図書館にも本を返却。ちょっと遅くて罰金。

帰宅してD-dreamの楽器について再検討。やっぱりルネサンスフルートじゃなくて、リコーダーが良さそうな気がして来た。友人のMに相談する事を決心。明日メールしてみよう。

ずっと使えずに置いてあったタイムを使ってみる事にして、レシピを検索。買って来た豚肉に蜂蜜とオリーブオイルとタイム、塩胡椒で味付け。玉ねぎ、人参、きのこと一緒に炒めた。ご飯も炊いて、美味しい夕食。
昨日妻がつくった海苔の佃煮がめちゃうま。残ったご飯も完食。五木寛之さんの仏教をめぐる旅のビデオを見ながら、ちょっとのんびり。

夜はBadgastの企画書に向けてアイディア書き出し。水や火や風や土に感覚を開くような瞬間を沢山つくりたい。野村誠さんのプール公演がどうなったか気になってネットで検索。新聞記事を読む。僕らのは完全にオープンスペースだから、観客の集中力を考えると、結構構成しっかりつくらないと難しいだろうな。Joanが出していた要素は4つだったが、空も加えた五大要素ってのがあったね、そういえば。音と空か。水谷勇さんが「空色音形気」という字を大野一雄のパフォーマンスの後で書いていた事を思い出す。色や音や形が空間の中に現れる。僕はこれを時間の上に浮かべるわけだ。

10 July, 2010

ジャンルを規定するメリットはなんだろ

能は音楽かダンスか演劇か?オペラはどうだ?どれでもないし、すべてを含んでいる。ケチャや花祭りは儀式であり、踊り、音楽であり、コミュニティーをつなぐ「場/イベント」としての機能でもある。そこに出来上がった表現のあり方を何と呼ぶかは大切な事ではない。ただし思考の回路を研ぎすまし言語化する事は、偶然の産物でなく、それを再び繰り返すための技術を持つ事に繋がる。

ジャンルを名付けることを評論家に任せるのもひとつのやり方だが、その名付けを作家自身がすることで発想/アイディアの独自性を主張するのもひとつのやり方。村上隆さんのスーパーフラットを持ち出すまでもなく、ワグナーの楽劇だって、ピナバウシュのタンツテアターだって同じ事だ。それはきっと、広い意味では前からあったもの。でもそこに新しい概念conceptを掲げる事で、鑑賞者だけでなく作家自身もより前進して解釈する/創造を続ける意欲を強めることができる。

日本画というジャンルが素材や手法でがんじがらめな反面、担保されているのは、モノを離れた情報価値=商品の説明のための簡略化。どんな作品をつくっているのか、という質問(潜在的な未来の顧客を含む人からの)に対して明快なイメージを与える事はとても難しいものだが、そうした点でみると、様式化されたジャンルというのは、コミュニケーションの円滑化に大きく役立つことは現実にある。

作り手にとって、様式formを探すことと差異化を進めることは二つの大きなベクトル。様式を探すには変わり続けなければならない。差異化を進めるためには、マニアックに特化し絞り込み固まっていかなければならない。広げる作業と、深く掘る作業とも言い換えられる。何かの枠をつくることは、そのジャンルにおける専門性、いわゆる技術を高める。日本語という言語の壁がガラパゴスのような日本独自の携帯電話の進化を促進させたように、特化する領域を持つというのは、安心と成長に欠かせないものかもしれない。

21 May, 2010

MEMO by Melodica

子供たちに音楽を届けるMEMOという活動に参加しています。ハーグでは最初となった僕の訪問を託児施設のサイトに4月9日の記事で取り上げていただきました。
Original, http://bit.ly/auT9t2

Kindercentrum Saïd Dakの記事より (WEBより転載、翻訳:橋本)
2010年4月9日(金)

音楽の探検

Saïd Dak託児センターではこれまでも「思い出に残る時間」を提供してきました。そしてこの度、Memorabele Momenten財団(MEMO)とともに、子供たちがパフォーミングアートと触れ合う機会を持てるようにしました。MEMOは子供たちの成長を応援し、彼らの世界を広げ、日々を豊かにすることを目指しています。

初日は、MEMOミュージシャンのトモがメロディカを持って登場。子供たちはみんなカーペットに丸くなって座りました。トモが歌い始めた時から、本当に静かになって子供たちはじっと見つめ、聞き入っていました。トモは息を吹き込むホースを紹介。そして、鍵盤の部分を弾いてみせました。音楽や動きを使って、子供たちの注意を引きつけました。それは驚きと発見の時間と呼ぶに相応しいものでした。ある子は笑い、ある子は手を叩き、また何人かは立ち上がって踊ろうとしました。一番最後には、子供たちがメロディカの鍵盤を押して演奏もさせてもらえました。

子供たちが夢中になって発見する様子を見るのは楽しいものでした。彼らが日常と違った、まだ知らないものに触れられるチャンスを与えることは素晴らしい事です。そして、この素晴らしい学びの機会を彼らは今後もさらに持つ事になるでしょう。

Saïd Dak託児センターはデイケアと学外活動を提供しています。

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vrijdag, 09 april 2010

"Op ontdekkingsreis in de muziek"

Kindercentrum Saïd Dak heeft sinds een tijdje wel erg gedenkwaardige momenten. Zo komt Stichting Memorabele Momenten (MEMO) geregeld langs om de kinderen bekend te maken met podiumkunst. MEMO stimuleert op speelse wijze hun ontwikkeling, vergroot hun wereld en verrijkt hun dagelijkse leven.

Op de eerste MEMO-dag kwam muzikant Tomo langs met een melodica. Alle kinderen hadden zich in een kring op het kleed verzameld. Vanaf het moment dat Tomo begon met zingen was het muisstil en zat ieder kind gefascineerd te kijken en te luisteren. Tomo liet de kinderen kennismaken met het blaasslangetje. Daarna kwam het toetsgedeelte van de melodica aan bod. Door middel van liedjes en bewegingen wist hij de kinderen hun aandacht vast te houden. Het moment zelf valt het beste te omschrijven als een verwonderd ontdekkingsmoment. Op sommige gezichten verscheen een glimlach, sommige klapten in de handen en enkele gingen staan om een danspasje te wagen. Aan het eind mochten de kinderen op de toetsen van de melodica drukken.

Het was mooi om de kinderen zo geboeid te zien ontdekken. Voor hen is het fijn dat ze naast de dagelijkse begeleiding iets extra’s aangeboden krijgen wat voor hen nog niet bekend is. En deze prachtige leermomenten zullen ze nog vaker gaan beleven.

Kindercentrum Saïd Dak biedt dagopvang en buitenschoolse opvang.

27 March, 2010

Sound Mapping

I was thinking about how to make a proceeding music for the Rhijnhof cemetery project. It will take place between the new lake and the small bridge to lead the audience. I'm gonna use 4 to 6 melodicas. It will start with a short fanfare across the big bridge by the new lake in order to grab an attention from the guests. Then, one of the performers will start to move to the small bridge which connects new area with old area of the cemetery. I think a canon form would be fit for this proceeding part. Up to here was what I had in my mind.

When I was watching a dance performance at De Regentes tonight, I got suddenly an idea which is Sound Mapping as I call. This is a kind of choreograph for musicians, so called a theatrical effect. Let's assume that music consist of three lines like a fugue. Each sequence of notes will be placed in a circle in space. So it's an imaginary invisible sound track to be read and played by performers who pass on. If all three players on the track and they start at the same time, it sounds totally. In another time, one might be on the track and others take a different course taking away from the round track. then you will here the original single melody with some counter lines.

07 March, 2010

コンピュータもお引っ越し

年末にMacBookを購入。
winからmacへの移行作業についてまとめておいた。

◎使用環境
■Mac OS X ver 10.6.1
2.26 GHz Intel Core 2 Duo
4 GB 1067 MHz DDR3

◎使用アプリケーション
Firefox ver 3.5.6
iTunes ver 9
Skype ver 4.1(fro Win) から 2.8 (for Mac)
Logic Gold 5.5.1 から Logic Studio (Pro 9)
Finale 2008

※メールはフリーメールを使用しているため、
データの移行作業は必要なかった。

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◎移行作業
ユーザーアカウントの設定
タッチパッドの使い方
壁紙の設定
Dock と stack の使い方
キーボードショートカット

spotlight便利だー。。

共有フォルダを使ってデータの移動を試みるが遅かったので断念

Skypeダウンロード&インストール
www.skype.com/download/
Firefoxダウンロード&インストール
www.mozilla.com/firefox/

◎ブラウザの設定を移行
参考にしたサイト;
1)『WindowsからMacへの移行作業(Webブラウザ編 その1)』
http://zangi.jugem.cc/?eid=251
2)『FireFoxのデータ移行用アドオンFEBEとOPIEを使ってみる』
http://mypace75.blog92.fc2.com/blog-entry-229.html

Add-ons for Firefox
FEBE
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/2109
CLEO
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/2942

上記二つのアドオンをWinとMacの両方にインストールし、Winの設定を書き出し。
同様にFEBEとCLEOの「復元」を使ってMacに設定を読み込み。

◎ツールバー
Google Toolbar for Firefox をダウンロード
カスタマイズ

◎Bookmark に Favicon が表示されるように設定を変更
Add-ons for Firefox
Stylishをインストール(CSS読み込みのために)
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/2108
userChrome CSS
http://userstyles.org/styles/5969

◎iTunesのライブラリ設定
音楽データはもともと外付けのHDをフォルダに指定してあったため、
データの移し替えは必要なかった。
ただし、HDをMacにつないだだけではライブラリに音楽ファイルが表示されなかったため、
「ライブラリに追加」でHDの中にあった「iTunesフォルダ」を指定。
「フォルダの整理」を行った。一部、「不明なアーティスト」へ移動してしまったようだ。
後日、修正が必要と思われる。

◎Picasa for Mac
まだ日本語版はないらしい。英語版でインストール。
http://picasa.google.com/mac/

◎VLCをインストール
http://ftp.heanet.ie/pub/videolan/vlc/1.0.3/macosx/vlc-1.0.3.dmg

◎Flash Player for mac osxをインストール
http://fpdownload.macromedia.com/get/flashplayer/current/install_flash_player_osx_ub.dmg

◎StuffIt Expander 10.0.1
http://act2mars.com/StuffItExpander10J.dmg

◎WindowsMediaPlayer 9 for mac osx
http://download.microsoft.com/download/0/f/3/0f347443-f1ff-4830-9b20-65da2c6bf111/WindowsMediaInstaller.bin

◎HandBrake インストール
http://handbrake.fr/

◎Adobe Reader 9.3 インストール
Mac OS (Intel) 10.4.11 - 10.6.0, 日本語

◎hpDrafter
プレビュー機能を備えた HTML エディタ for MacOSX 10.4.11 以降
http://www.juno.dti.ne.jp/~kokam/wsc/hpdrafter.html

◎OpenOffice.org 3.2
Excelを編集できる無料のソフトを探していたらこのプロジェクトを発見。
いままで全く知りませんでしたが、こいつは使える!

◎Macユーザーが使っているアプリケーションをチェックできるサイトを知った。
http://osx.iusethis.com/top

◎AppFresh インストール (アプリのアップデート用)
http://metaquark.de/appfresh/

◎Cyberduck ver.3.4.1 インストール FTP, SFTPなどの通信用
http://cyberduck.ch/

◎アドオン for Firefox
Google.com in English - always '.com'
https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/addon/51000

◎ファイルの名称変更 ReNa X
http://www.vector.co.jp/soft/dl/mac/util/se286630.html

◎ファイルの名称変更 Shupapan5.8.1 (上記のものより詳細設定可能)
http://www.vector.co.jp/soft/dl/mac/util/se318029.html

◎ical week number なんで標準サポートしないんだろう。。
http://www.icalshare.com/calendars/453

◎Mac OS Xの辞書アプリケーションで英英辞典を使えるようにした。
参照 http://drmaruyama.blogspot.com/2009/01/mac.html