30 March, 2011

DaMuImpro - session 02

Last night I went the second session of DaMuImpro(Dance &Music Improvisation). The activities of our group are derived from the two-weeks intensive workshop with Michael Schumacher and Mary Oliver few weeks ago. That was a part of school project. Later, some interested members decided to continue to work regularly. The feature of our activity could be described in three keywords: interactive, space oriented, bi-logical structure.

In the first session, focused on the awareness of how one's body moves through space, we did a walking exercise along with invisible lines. As the initial setting, participants stand on one side in a raw. With the imaginary parallel lines in the space, each person walk toward the other side. This was intended to simplify the walking exercise which we did in the intensive workshop. Everybody chose own timing to start or stop walking, though, still sometime synchronised events occur. One can play with levels; stand on tiptoe, squat etc.. Then, a version of exercise could be tried with making sound while you walk.


This time, after a 10min free impro and the same walking exercise, we did some free sessions in a manner of "Domino", a sort of game, which has a simple rule for the structure. The first one starts to play motivated by analysis of space around, then the second player enters with the idea or motif what the first one has been doing. This duo continues till the third one come into the space. In that way, the first player replaced by the third.

Then we tried to introduce an eight "unlimited" shape to the walking exercise, developing the concept of physicality in space. It is difficult to feel the whole thing happens around, however we need to find a way to control the information. Sometime just focusing on the person close to you. Sometime stop and wait until you can have a long distance point of view. We discussed how should we proceed our training. It would be very important to balance technique and intuition in each exercise. It's easy to work on just one subject, though, we need to improve our abilities to manage multitask.


I like the mood of this group. We talk a lot, are creative and supportive for each other. The fact that two performances are already planned in April activates our interests and drives our artistry and group dynamics.  We decided to have regular session on every Wednesday from 20:00 at Royal Conservatory The Hague. If you want to join in our activities, you are welcome to see if it's inspiring for you. (I believe it is.)

For those who are interested in just watching our performance, we will take part in the project called MASH-UP on 13th April from 16:00 to 18:00, in the library and exhibition space in KABK. Entrance is free. Be there, or be square.

Royal Academy of Art, The Hague (NL) | KABK

"Pulse" on TV, "Death and Mirror" on Stage

Two good news.

First, I'm pleased to announce the broadcast of "Pulse(2009)" on a cable TV.

Since 15th March, you can see the video piece "Pulse" (Video:Youki Hirakawa, Music:Tomohisa Hashimoto) through the cable TV called "Souvenirs from Earth" everyday in France and Germany.

Please see the link for more information.


Second, my piece, "Death and Mirror"(2007) was performed in Zaragoza, Spain last week! I couldn't go the concert. So, please let me know how it went if you were there.


Thu 24th March, 2011 19:00-
Venue: Salón de Actos CAI. Paseo Independencia 10, Zaragoza.
Musicians: Naomi Sato (Sho, Saxophone), Luís Tabuenca(Percussion)

To see the flyer(PDF), please visit to: http://scr.bi/faGYQo

"Play for Japan"を手伝って感じた事

 先週26日土曜日にハーグで行われたチャリティーコンサート"Play for Japan"ではビラ配りや広報や当日のステージマネージなど、できる範囲で協力をさせていただくことができた。

700人以上の来場で、 13,140.53 13,340.53 (4/1修正。募金が追加されたためとのこと。) Euroの義援金が集まったことは大きな成功。中心になって準備してくださった歌手の夏山さんや、演奏者の方々、受付などの運営を手伝ってくださった日本 人ボランティアのグループなど大勢の力と思いがあったからこそだと思う。

演奏会を手伝いながら、自分自身が幸せな気持ちになれた。出演者の方達もとても楽しんでくれていたように思う。オランダにいると情報は見られるものの、できることが何もないという状況。もどかしい気持ちがこうした活動に関わる事で、何かすることができたという満足感になっていたと思う。お手伝いさせてもらうことができて、ありがたかった。


ミャンマーで24日に発生した地震からまもなく一週間。東北の地震から約20日。どちらもだんだんと被害の実態が報道され、 被災した方を思うと胸が痛む。コンサートで司会者が津波の被害にあった日本人からのメールを紹介した。東北地方は地震も多く、その方は耐震のための工事をしたばかりの家に住んでいたそう。津波がなければ、地震には持ちこたえていただろう。ミャンマーでの震災写真を見ていると構造的に弱そうな木造の家の倒壊が確認できる。ミャンマーもサイクロンや地震など自然災害を経験しているところだが、防災に対する準備というのは経済的な支援がないとなかなか進みにくいものなのかもしれない。長期的な復興にかかる金額は大きい。コンサートでの義援金の額はもちろん大切だが、それ以上に、関心を広げたり、精神的な安らぎをもたらす事も大きな役割のように感じる。

終わった後に友人の音楽家から「またこういうチャリティー演奏会があれば自分も弾きたい」と連絡をもらった。今回のコンサートは学校を卒業しプロとして活動している人が演奏をした。別のメンバーでまたこういった企画ができるといいなと思う。音楽だけじゃなくて、美術、デザイン、ダンスとか、オランダにはアートの学生も多いから、何かそういう人たちと一緒にやるのもアピールする層に広がりが出ていいのかもしれない。

先週、Spui広場でチラシを配っていた時に偶然出会ったWebster大学の先生。日本に12年住んでいた事があるそうで、今後もこうした活動の情報を送って欲しいと言われ、開催を喜んでくださっていた。メディア・コミュニケーション学科の学生さん達を連れて日本へ取材へ行く事を考えているとか。今はまだ海外でも強い関心を集めているけれど、印象は時間が経てば薄れていくものだ。復興は今後何年も続いていくのだから、海外の人たちへのアピールを継続していくことがとても重要なんだと思う。

22 March, 2011

春の光 In the serene sunshine

Photo: I took in front of my house on last Saturday.

It was an unusual super fine day for the Netherlands. So I went for a short afternoon walk to Vredespaleis (Peace Place).

I put some pictures which I took there to twipic. flower garden

In the evening, we could see also the big and bright moon in the clear sky called "super moon".


It was the vernal equinox yesterday, holiday in Japan. From the next week, the summer time will start. The daytime is getting longer.

写真は先週の土曜日に家の前で撮ったもの。

オランダにしては珍しいほど眩しい日差しで、これは引きこもって原稿書いている場合じゃないと散歩に出かけました。

近所の平和宮(国際司法裁判所があるところ)まで歩き、門の前にある花壇の写真も撮ったり、春の光を堪能して帰ってきました。

夜には大きな満月「スーパームーン(Super Moon」も綺麗に見る事ができました。本当に明るかった!!

昨日は春分の日。3月の最終日曜日、つまり今度の27日からサマータイムに切り替わると、ますます日が長く感じるようになります。

20 March, 2011

情報と体験 -「私たち」の震災として As Our Disaster

一週間以上経った今でも物資が届かず寒い中避難している人たちもいるという。どうか早く必要な支援が届いて欲しいと思う。あと少し、持ちこたえて。。

避難所で過ごしている友人や、東北に親族のいるオランダ在住の友人、妻の家族は関東で停電や買い占めで影響が出ているそうだし、ニューヨークへ避難した友人もいたりと、日本に縁のある本当に多くの人たちに衝撃を与えている。95年の阪神・淡路大震災の時、僕は中学生でまだ社会的広がりがなかった事を差し引いても、やはり大きな違いが今回の震災にはあると思う。日本全体が精神的に被災したような気がするのだ。

11日の東日本大震災の発生以来、ニュースにかじりついていた。ツイッターでは最初の頃から@itokenstein さんが細かい分析を交えて情報を書かれていたのがとても参考になった。彼をはじめ、フォローしている人たちのおかげで、ツイッターから有益なリンクや情報をいち早く手に入れる事ができた。ustreamでNHKやTBSの速報や会見も見られたのもありがたかった。

今回は本当に他のメディアが充実していたため、テレビや新聞を見られないという不足感を感じなかった。(海外からだとKeyHoleTVというフリーソフトを使う事で、日本のテレビやラジオも一応チェックする事はできるのだが、画質や音質がそれほど良くないためほとんど使っていない。)メールやfacebookで周囲の人たちからも徐々に日本各地の様子が伝わって来た。

海外にいるにも関わらず、こんなに精神的に近く災害を感じることができて、よかったと思っている。巧い言葉が見つからず、おかしな表現なのは承知だが、安全な場所にいるからこんな事を書いているのではない。数年前に母方の祖父が亡くなった時に、僕は日本へ帰らずオランダにいた。葬式にも出られず、翌年一時帰国した際に墓参りをし写真などを見たものの、どうも自分の中で彼の死が宙づりになってしまったのだ。

わかりにくい話ですまない。災害も死も、どれぐらい自分の感覚に引き寄せて体験するかで、その後の思考や想像力に大きな影響を与えると思う。阪神・淡路大震災から数週間後の神戸に父の仕事にくっついていった中学生の僕は、電車の中からブルーシートで屋根が覆われた町を見たし、斜めに崩れたビルが残る街の中を歩いた。「見ておく事はきっと意味がある」という父の言葉に納得しつつも、ボランティア活動をするでもなく「ただそこにいる」自分に後ろめたさが混ざりつつ訪れた罹災後の街。それでも、今にして思うことは、その時にその場所で体験するということは、どれだけ通信手段が発達しても埋めようのないものだったという事。

僕は11日金曜日の朝、オランダで第一報を知った。「まだ揺れているような気がする」という友人の感覚は、僕は分からない。それでも気持ちは日本の近くにいたいのだ。明治維新や敗戦に匹敵するような日本史の重要な出来事として記憶されるだろう今回のこの一連の震災、原発の事故をなるべく濃く自分の体験に残して、考えていきたい。

これから「体験を語りあうこと」が必要になってくるだろう。物理的な被災者だけではなくて、心理的に被災した「日本とゆかりのある私たち」全員が、不安やいらだちや知恵や発見を互いに交換することで乗り越えていくようなものなのだと思う。日本人という国籍だけでなく、東北という被災地だけでなく、責任者という現場で働いた人だけでなく、日本列島に住む人だけでなく、「私たち」の震災として。

12 March, 2011

震災/即興: earthquake _ Workshop final day

11日(金)に起きた東日本の大震災。ネットを経由して届くあまりの被害の大きさに、オランダからは何もできない歯痒さに、胸が痛む。

金曜の朝起きて知ったニュースに、家族へskype経由で電話を試みるが、このときは携帯も家の電話も繋がらなかった。ツイッターやFacebookで日本の知人たちの様子を見て安心する一方、そうしてネットにアクセスできない状況の人たちこそが大変な状況にあることを想像すると気は休まらない。帰宅した19時頃(日本はすでに12日夜中)漸く日本からメールで返信が届いていて、愛知にいる僕の家族と神奈川の妻の家族の安全が確認できた。いろいろな国の友人から「家族は大丈夫か」と気遣うメッセージをもらい、とても嬉しかった。

次々と起きる各地での地震の報道に、ツイッターでRTをしてみたりするぐらいしかしようがない。原発も心配。これ以上被害が広がらないことを祈るばかりだ。

今日は2週間続いたダンス音楽のインプロビゼーションワークショップの最終日だった。昼までネットで災害情報の収集をしたり、何度も家族へ電話をかけようとしたり、メールを送った。スタジオへ行ってみると皆から「家族は大丈夫か?」と言葉をかけられる。講師のマイケル・シューマッハはちょうど月曜日から日本へ発つ予定。どうなることか。

これまでバレエ科のスタジオを使って行って来た即興セッションを、パブリックスペースで行うというのが最終日のミッション。1時頃から2時頃まで約一時間に渡って学校のホワイエでパフォーマンスを行った。いわゆるflash mobと呼ばれるもの。ただし、何の打ち合わせも決まった振付もシーン構成もなく、完全に全員で即興。丁度Kees van Baarenzaalではビッグバンドのコンサートが行われていたり、学校に練習に来た生徒たちなども周りに座ったり立ち話をしていた。

終わってからの反省会では特に音楽家たちからパブリックスペースの難しさについてコメントが出ていたが、会場全体に届くようにする(あるいは起きている事を把握する)のはそもそも無理があることが指摘され、それでも小さな範囲でそれぞれが独自の瞬間をつくったり、また各グループが影響し合って行くことの大切さが改めて確認された。ダンサーたちは今回のワークショップで初めてインプロをやるひとも多かったわけで、劇場でなくパブリックスペースで踊るだけでも大変な事を考えれば、大きなチャレンジができたと思う。面白くなりそうなアイディアやシーンが沢山あったと思う。もっとそれを展開発展させる事ができたらよかった。

このセッションを今後も定期的に継続して行こうと、参加者たちで話している。僕は自分のオペラに出演してもらう歌手が見つかったり、バレエ科の先生とも繋がりができたりと、収穫も大きかった。隣り合った建物の中とはいえ、これまでほとんど接点がなかった音楽科とバレエ科がこれを機会に今後も学び合い、互いの事を知り合うことができるといい。

毎日最初の集まりでマイケルは僕たちに聞いた。「今日起きてから何か即興した?」日常の中に、溢れている情報を、どれだけ敏感になって読み取って、自分の表現へ変えて行けるか。いつもと違う道を通ったら、犬の散歩している人とすれ違った。ご飯が余っていたからチャーハンを作ってみた。家を出る時に「よし」とつぶやいてからドアを開けた。そんな日常の中の即興。

僕たちがこの数日フォーカスした「繊細な知覚sensitive perception」
誰かが背中に手を当てて来た温かさ。スタジオの外から聞こえてくる工事の音。ふと嗅いだ匂いが連れてくるずっと昔の記憶。部屋の端と端で同じタイミングで立ち上がったり止まったりする偶然。そんな小さな変化を感度のヴォリュームをあげて受信する。それはアートの中だけではない。こうして僕たちが生きている環境にどうやって反応して行くかということ。。

01 March, 2011

Dance Workshop with Michael Schumacher: day1

The Dance and Music Improvisation Project has started today at school. I'm attending as a dancer for whole . This two weeks workshop is lead by Michael Schumacher and Mary Oliver. Everyday, from Monday to Friday, we will start at 13:00 and finish at 16:00. Yes, we'll have plenty of time.

I've joined a warm-up at the barre in the Ballet Studio. It was for me the first time to do it, actually. I was just following person next to me. Then we had a short meeting with other students from music department.

After meeting, dance and music team were separated. We sit in a circle. Referring the difference from normal Ballet class, Michael started to explain what he's expecting from us, how we should contribute to the group. That is to understand everybody has a different aesthetic from other.

Questions. What is improvisation for you? Did you improvise today? Body is our instrument. How do we feel around? Smell, Taste, Touch, See, Listen. Sensitive Perception. awareness. memory. Today we talked a lot indeed.

He gave some tasks. We traced the space as if we became an insane detective. We tried to "travel" to outside of the building with our extended senses. We played with all the information in studio.

To finish the first day, he introduced the concept which W.Forsythe developed. And we tried to move with this idea, read the floor as a score, use a shape of letter and object, or analyzed others' movement. For me, and I guess also for others, this  part was the most exciting part in terms of physical joyfulness.

What's next, tomorrow?